ブログの運営で、『EATが大切』と聞くけど、EATって何?EATに対してどうすればいいんだろう?Aって何?
ブログ運営において「SEO対策」は重要です。
SEO対策に対して大切な観点としてEATがあります。EATに対して「どうすればいいのか?」というお悩みに答えます。
EAT観点のAに対する日本語訳が「権威性」であると知って、「権威なんて呼べる大それたものはない・・・何かの権威じゃないといけないの?」と悩んでしまわないでしょうか。
もちろん、このブログの運営にあたって、自分自身が権威として扱われた経験など無かったので、頭の痛いポイントでした。
しかし、「権威性」について、ブログを読んでいただける方に信頼してもらえる運営を続けることと考えると、やるべきことが明確になります。
権威性Aの獲得にご参考になればと思います。
E-A-T 「A」
ブログ運営には、以下のE-A-Tの観点が重要とよく目にすると思います。
- E : Expertise
(リンク:E-A-T研究 「E」) - A : Authoritativeness
- T : Trustworthiness
(リンク:E-A-T研究 「T」)
この記事では「A」について、以下の3つのステップで整理しています。
- 権威性A 意味について再確認
- 権威性A 情報発信の重要な要素と受け手の観点
- 権威性獲得メカニズムとやるべきこと
「権威性が満たされた状態とは何か、権威性を獲得するにはどうすべきか」についてイメージがわかない方に向けて、最初に心がけることをまとめています。
権威性A 意味について再確認
A = Authoritativeness
「権威ある」、「正式の」、「典拠の確かな」、「信頼すべき」といった和訳が当てはめられています。「権威」というワードは、広辞苑において以下の様に定義されています。
- 他人を強制し、服従させる威力。人に承認と服従の義務を要求する精神的・道徳的・社会的または法的威力。
- その道で第一人者と認められている人、大家。
1と2では、少し受ける印象が異なります。ここでは、「2」の意味があてはまりそうです。
実際、英単語の意味を英英辞典で確認してみると「2」の意味に近そうです。
Authoritativeness →
①Showing that you expect people to obey and respect you.
➁Showing that you can trust and respect as true and correct.
以上から、「他者から認められ、信頼される状態」が権威性が満たされた状態と考える事ができそうです。
権威性A 情報発信の重要な要素と受け手の観点
「2」の意味でもありましたが、権威に満ちた状態として、「大家」という表現があります。書道の大家、文壇の大家、日本画の大家等です。
一般的に「大家」と呼ばれる状態は、下の絵の(A)と(B)どちらの状態でしょうか?
明らかに、(B)の方です。
つまり、権威性を考える際には他者からの評価や評判といった点が非常に重要になります。
発信者が配慮すべき4つの要素
では、評価と評判を得ていくにはどうすべきか必要な要素について考えてみます。
先ほどの(B)の状態は他者から認められ、信頼されている状態であると言えます。
ポイントは、信頼されている状態であるということです。
ブログに関しても同様のことがいえます。権威性に満ちた状態とは運営するブログが信頼される状態であるということです。
ですので、ブログの信頼性が他者から評価される状況で、配慮すべき要素は何かについてまとめてみると、以下4点が非常に重要な要素となります。
要素① :内容
記載内容について真偽からくる信頼性
嘘の情報や間違った情報により評価は低下
要素➁ :運営
公開日時/署名/プライバシーポリシーなど運営の信頼性
不透明だと評価は低下
要素➂ :外観
デザインや文章構造から判断する信頼性
誤字や脱字が多いと評価は低下
要素④ :発信者
ブログの更新が継続されることで得る信頼性
全く更新が図られないと評価は低下
①~④いずれの要素もブログのテーマや取り扱う内容にはあまり関係せず、一般的かつ基本的な項目をきっちりと整えておくことが信頼される第一歩ということを示しています。
ブログを立ち上げる際に作成したプロフィール、プライバシーポリシーやトップページの見た目は評価される際の重要な要素です。
ですので、ブログの内容を継続的に更新し、充実させておくことが重要と言えますね。
当ブログの運営においても心配りを欠かさない様にしようと思います。
受け手が情報を受け止める3つの観点
先ほどの発信者サイドからの情報を受け取る側はどの様に考えるでしょうか。
最終的に評価を得ていくために念頭におくべき事を整理します。
最終的に評価や評判をアウトプットしてくれるのは受け手ですので、「確かに」「いいな」「正しいな」など肯定的に受け止められやすいことが重要です。
肯定的に受け止められやすい内容を分類してみると大きくは以下の3つに分類出来そうです。
観点Ⅰ. 一般的に正しい内容
ex. 計算機による計算結果、〇〇の法則、〇〇の定理 etc
観点Ⅱ. (第三者)評価が適正に実施された内容
ex. 統計的調査結果、テスト結果、〇〇資格、〇〇賞受賞 etc
観点Ⅲ. 経験済みの内容
ex. スポーツの経験、子育ての経験、いわゆる一次情報 etc
受け手は、この3つの観点を軸にして内容を多角的に眺め、肯定的または否定的な立場を決めています。
つまり、観点Ⅰ~Ⅲに留意した内容を発信する事が読者から信頼されるブログ作成につながっていくということが言えます。
権威性獲得メカニズムとやるべきこと
権威性を意識し、ブログ作成に際してやるべきことは次の4点です。
- 嘘の情報や間違った情報を記載しない
- 透明性の高い運営を心がける
- デザインや文章構造に気を配る
- 定期的に更新し、内容の充実・向上を続ける
また、最終的に読者の信頼をえて権威性を獲得する為に、内容を肯定的に受け止めてもらう必要があります。
そのために、内容に対して意識すべきは次の3点です。
- 根拠/裏付け
- 第三者評価
- 経験
サイトの基本構造を強固にし、コンテンツの信頼性を獲得することが重要です。イメージを整理すると下のようなフローとなります。
ご参考にしてみてください。
まとめ
権威性Aと聞くと何のことやら、頭の上に「???」となってしまいますよね。
既に大家と呼ばれるような方々はよいですが、大半の方は「権威なんて大それたものはちょっと・・・」と感じるのではないでしょうか。
しかし、根幹となるのは読者に信頼されることです。そのためにすべきことは、当たり前のことが大切だと理解いただけたと思います。
- 嘘の情報や間違った情報を記載しない
- 透明性の高い運営を心がける
- デザインや文章構造に気を配る
- 定期的に更新し、内容の充実/向上を続ける
根拠/裏付け、第三者評価、経験談を交え、肯定的に受け止められる内容を意識する
当ブログも信頼していただけるよう、継続的な更新を図っていきたいと考えています。
当ブログではブログ立上げ経験を通して、困ったこと・苦労したことをノウハウとして蓄積を図っています。お時間があれば、以下のリンクより色々な記事を読んでいただければと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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